妖精族の少女。
身体のほとんどが樹木と同様の素材で構成されており、自在に操る事ができる。
警備隊だけでなく、図書館でも仕事を手伝っている。いつか館長になりたいらしい。
歌う事が大好きだが、下手。自覚があるのか、他者に聞かようとする事は無いだろう。
おっとりとしていてしっかり者。誰に対しても優しいが、兄に対しては少々冷たい。
兄の話題を振ると露骨に動揺する。
「みなさんは、ちゃんと本は元の場所に戻しましょうね」
「うう、兄さんといると目立つんですよ~…」
魔界で有名な劇団の花形役者。ダリアナの兄にあたる。
歌と演奏で彼の右に出る者はそうそういないだろう。
自在に操れる身体の蔦を、さまざまな楽器にして美しい音楽を奏でる。
自分自身と妹、そして自分の芸術を愛してくれる者が大好き。
「我の奏でる芸術を感じに来たのですか?ええ、もちろん歓迎しますとも」
「妹よ!!元気でやっているようですね。なんと喜ばしい事でしょう!」